「サイボーグ009まんが賞」NEWSの最近のブログ記事

「サイボーグ009まんが賞」NEWS

「石森プロ・早瀬さんに聞く!」その5

 

 

ここでは、今回のコンテストで求められる作品について、ヒントになりうる情報やインタビューなどを随時更新していくぞ。今回は石森プロのクリエイティブ部長である早瀬真人さんに、アシスタントだからこそ感じた、石ノ森先生のすごさを語ってもらった。

――石ノ森先生は、数多くの作品を残しています。ギネス記録になるほどですね。
早瀬さん:じつは石ノ森先生は、自分の作品に関してあまり覚えてない。ファンは、好きな作品を読み返すから覚えますが、石ノ森先生は常に新しいことに挑戦したいと思っていた方なので、自分の作品を読み返したりしていませんでした。
――原稿を書くスピードは、かなり早かったようですね。
早瀬さん:とにかくびっくりほど描くスピードは速かった。作業中は、石ノ森先生は描いたそばから、自分の部屋からアシスタントの部屋に原稿がどんどん投げるんです。それをアシスタントが取りにいくのですが、ちょっと怠るとインクが乾いてないうちに次の原稿を投げてくる。それぐらい早かった。比喩でなく原稿が飛んできてました。でも、50代でそのスピードですが、若い頃は、その倍ぐらいのスピードで量産していたそうです。
――仕事場での思い出は何かありますか?
早瀬さん:締切前にアシスタント総出で徹夜をしていたら、石ノ森先生が気を使ってみんなに夜食のインスタントラーメンを作ってくれたことがありました。味もメーカーもバラバラなものを混ぜて作ったものだったのですが、それがあのトキワ荘時代に開発された、おいしいラーメンの作り方だった。まんがなどで読んで知っていたラーメンが出てきたので、すごく感動しました。ただ、その感激が強くて、味の方はよく覚えていないんですよね(笑い)。
――早瀬さんご自身も新作を描いているそうですね。
早瀬さん:石ノ森萬画館の人気キャラである「シージェッター海斗」のまんがを描いています。完成したら限定商品として石ノ森萬画館で販売する予定です。昼間は石森プロの仕事があるので、石ノ森先生ならどう描くかという研究をしながら、自宅で作業しながら進めています。ストーリーも僕のオリジナルですが、心の中で先生と会話しながら描いている感じが楽しいですね。

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今後も『サイボーグ009』に関するニュースや石ノ森先生のエピソードなどの情報を随時、更新していくぞ。コンテストに応募する人はもちろん、石ノ森先生のファンにもチェックしてほしい!

 

「サイボーグ009まんが賞」NEWS

「石森プロ・早瀬さんに聞く!」その4

ここでは、今回のコンテストで求められる作品について、ヒントになりうる情報やインタビューなどを随時更新していくぞ。今回は石森プロのクリエイティブ部長である早瀬真人さんに、石ノ森作品との出会いやアシスタント時代の思い出を語ってもらった。

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――早瀬さんは、10年以上も石ノ森先生のアシスタントをされたそうですが、アシスタントになったきっかけを教えてもらえますか?
早瀬:石ノ森先生が「週刊少年サンデー」で、久々の『仮面ライダー』シリーズとして『仮面ライダーBlack』を連載されていたのですが、まだ大学生の僕は読者として読んでいました。その時に雑誌の欄外でアシスタント募集をしていたので、応募したのがきっかけです。学校を卒業してアシスタントになりました。
――石ノ森作品は、かなり読まれていたのですか?
早瀬さん:小学校1年生の頃に、テレビでやっていた『人造人間キカイダー』という作品が大好きで、そのまんが版が「週刊少年サンデー」で連載しているのを知って読んだのが最初の出会いです。テレビ版に負けないぐらい重厚な作品で、毎週楽しみにしていたし、単行本も買って読んでいました。小学校の頃は、「テレビがすごい」と思っていましたが、石ノ森先生の『人造人間キカイダー』に出会って、「まんがってすごい!」と感じて、その時にまんが家になりたいと決意しました。
――そこまで憧れの存在だった石ノ森先生ですが、アシスタントになって感じた印象は?
早瀬さん:じつはアシスタントになる時には心配でした。長い間ファンだったので、偶像化して作品と同一視して見ていたし、実際に出会ってみると嫌な人だったらどうしようかと思っていました。でも、作品通りスケールが大きな方でした。誰にもやさしくて、石ノ森先生が声を荒げたり、怒る姿を見たことはありませんでした。ただ、先生は天才だったので、人に教えることができないタイプでした。普通の人にできないことがわからないんですよ(笑)。
――石ノ森先生には、膨大な仕事量に関する逸話も多いですね。
早瀬さん:徹夜もいとわないし、アシスタントを含めて一番働いていたのも常に石ノ森先生でした。僕が入った時には50代だった思いますが、月産300枚は超えていたと思います。まんがだけじゃなく、映画の打ち合わせや講演会などもこなしていました。でも、その圧倒的な力を見せつけられて、石森プロからは作家が育ちにくいんですよね(笑)。

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今後も早瀬さんのインタビューを随時、更新していくぞ。今後も『サイボーグ009』に関する情報や石ノ森先生のエピソードを披露するぞ。コンテストに応募する人はもちろん、石ノ森先生のファンにもチェックしてほしい!

「サイボーグ009まんが賞」NEWS

「石森プロ・早瀬さんに聞く!」その3

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ここでは、今回のコンテストで求められる作品について、ヒントになりうる情報やインタビューなどを随時更新していくぞ。おなじみ石森プロのクリエイティブ部長である早瀬真人さんに、コンテストの応募作品を描く上でのポイントや『サイボーグ009』の作品の特徴などを聞いた。

――石ノ森先生のライフワークをテーマに描くわけですが、作品を描く上でアドバイスはありますか?
早瀬さん:主人公9人の個性が明確で、その個性のぶつかりあいやチームを組んだ時の面白さが魅力です。それを楽しんで描いてもらえればいいと思います。絵柄的にもシルエットがわかりやすいから、描き手がある程度のアレンジをしても大丈夫なので、リデザインする時も自由にやってほしいですね。
――ストーリー的な部分は、どうでしょうか?
早瀬さん:サイボーグが出てくるのでSFというくくりはできるでしょうが、個人的には、『サイボーグ009』は群像劇であり、9人でひとりの主役として観ていました。でも、作品によってはひとりだけにフォーカスしてもいいし、作品の持ついろんな側面を切り取って、『サイボーグ009』の世界なら“アリ“だと思えば、自由に好きな『サイボーグ009』像を作ってほしいですね。
――今回は、少し専門的になりますが、絵柄についておうかがします。
早瀬さん:『サイボーグ009』は、連載が長いから、意識的な部分も含めて絵柄がずいぶん変化しています。ファンにとっては、「この時期の絵柄がいい」というのがあると思います。個人的に作品としては『ヨミ編』が大好きですが、絵柄でいえば「週刊少年サンデー」の頃が好きですね。先日、島本和彦先生にお会いした時に聞いたら、『神々との戦い編』の頃の絵柄が好きだそうです。平成に製作されたアニメの『サイボーグ009』は「週刊少年サンデー」の絵柄で統一したのですが、ファンの間では「『誕生編』は初期の絵柄じゃないとだめだよね」みたいな話もありますね(笑)。
――絵柄だけでなくコマ割りなどまんが表現も変化していますね。
早瀬さん:たとえば「少年キング」連載時は、コマの中にキャラクターをおさめていて、そのため全身を描いていないカットが多い。逆に「週刊少年サンデー」の頃は、キャラクターを描くときに断ち切りやコマからのはみ出しもやっている。そういった演出に注目して応募作品を描いてみるのもいいかも知れません。
――石ノ森先生は、映画監督になりたかったほどですから、映画の影響などもあるのかもしれませんね。
早瀬さん:「少年キング」の頃の作品には、意味深なコマや捨てカットがたくさん描かれていて、すごく映画を意識しているように読めます。たとえばキャラクターの登場で、足だけ見えるコマがあって、そこから上にパーンしていくコマが続くみたいな、映画の絵コンテやカメラワークを再現しているように読めるコマ割りもあります。そのあたりを意識して読み返すと、新しい発見があるかもしれませんね。

今後も早瀬さんのインタビューを随時、更新していくぞ。今後も『サイボーグ009』に関する情報や石ノ森先生のエピソードを披露するぞ。コンテストに応募する人はもちろん、石ノ森先生のファンにもチェックしてほしい!

 

「サイボーグ009まんが賞」NEWS

「石森プロ・早瀬さんに聞く!」その2

 

 

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ここでは、今回のまんが賞で求められる作品について、ヒントになりうる情報やインタビューなどを随時更新していくぞ。今回は石森プロのクリエイティブ部長である早瀬真人さんに、2009に展開されたキャンペーンについて振り返ってもらい、さらに『サイボーグ009』の魅力について語ってもらった。

 

 

 

――2009年は、さまざまな展開がありました。それらを振りかってどうですか?
早瀬真人さん(以下、早瀬さん):作品単体で5社の出版社さんからリレーで本が発売されるというのは、おそらく初めてだと思います。石ノ森先生のライフワークとして、さまざまな会社を渡って作品が続いたのは、描きたいという情熱があったからこそできたことだと思います。その思いが編集さんやファンの方に理解されて、かつて例がない形の作品になったでしょうね。改めて、ファンにとっても大きいタイトルだなと感じました。
――先生にとって、『サイボーグ009』は、どのような作品だったのでしょうか?
早瀬さん:毎年、「今年こそは最終章を描かなければ」と常に強く思っていたようで、石ノ森先生にとってプレッシャーだったと思います。「ヨミ編」として最終回をやった後にファンの声で再開してしまい、未完になってしまった。だから、早く描かなければと思う反面、すごいものを作らなければという重圧もあったと思います。
――早瀬さんにとって、『サイボーグ009』は、どんな作品ですか?
早瀬さん:コンテストでひとに描けといっておきながら、自分では思い入れが強すぎて描けないかもしれません(笑)。スタッフとして参加すると読者として楽しめないから、石ノ森先生に「『サイボーグ009』が始まったらアシスタントをやめます」と言っていました。それを言ったとき、先生は「こんなに『サイボーグ009』を愛してくれている」と喜んでくれると思ったら、ちょっとさびしいそうな顔をされたのが、いまも印象に残っています。
――応募作品に対しては、どのような期待がありますか?
早瀬さん:石ノ森先生は亡くなってしまったので、本人の手による最終章はもう読めません。でも後世に残すべき作品として、小説として続いていますし、新しい描き手にバトンタッチしてもいいのでは。期待するのは、私たちが描くと石ノ森先生らしくしようとして、新しい『サイボーグ009』にならないような気がします。だからこそ、みなさんの手で新しいものを作り出してほしいですね。

 

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今後も早瀬さんのインタビューを随時、更新していくぞ。応募の参考になる情報や石ノ森先生の隠されたエピソードなども紹介していくので、コンテストに応募する人はもちろん、石ノ森先生のファンにもチェックしてほしい! 

「サイボーグ009まんが賞」NEWS

現在「クラブサンデー」では、『サイボーグ009』をモチーフにしたまんが&シナリオを募集中(詳しくはクラサン内の特設ページをご覧ください)。ここでは、クラサンブログを使って、『サイボーグ009賞』にまつわるNEWSを随時更新していきます!

 

 

 

 

「石森プロ・早瀬さんに聞く!」その1

 

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 今回のコンテストでは、どのような作品を求めているのか? ここでは、そのヒントになりうる情報やインタビューなどを随時更新していくぞ。お話をうかがったのは、石森プロのクリエイティブ部長である早瀬真人さん。石ノ森章太郎先生のアシスタントを10年以上つとめ、現在も石森プロの中心的存在として活躍中だ。多くの石ノ森作品へ参加した早瀬さんに、どのような作品を求めているか聞いた。

 

――名作『サイボーグ009』を自由に使って応募できるコンテストというのは斬新ですね。  

早瀬真人さん(以下、早瀬さん):私たちも、どんな作品が集まるか、まったく予想できないです。みなさんが作品作りをするとき、必ずしも石ノ森先生の絵柄そっくりにする必要はないと思います。キャラクターの個性がわかれば、デフォルメしたり記号化してもいいと思います。石ノ森先生のキャラクターはデザイン性が優れているので、アレンジもしやすいと思います。

――ジャンルとしてはSFですが、ジャンルやストーリーについてはどうでしょうか?

早瀬さん:SFやサイボーグが敵と戦う作品にしなくてもいいと思います。たとえば「週刊少年サンデー」の中・短編は、戦闘のない人間ドラマ中心の話も多いです。ストーリーやテーマは、石ノ森先生が『サイボーグ009』で描こうとしていた平和や人類愛を感じられるものだといいですね。

――今回のコンテストに応募しようと思っている人にアドバイスをお願いします。

早瀬さん:まんがの重要な要素にキャラクターがあります。その意味で『サイボーグ009』のキャラクターを自由に使えるというのは、まんがを描く上で大きなメリットだと思います。サイボーグは9人全員を出す必要もないし、自由な発想でキャラクターを生かして新しい『サイボーグ009』を見せてほしいですね。まんがを描くアドバイスとしては、時期によって石ノ森先生のコマ割りや絵のタッチが違うので、それを研究してみるのもよいのでは。もし石ノ森先生の『サイボーグ009』を思わせる完成度の高さがあれば、石森プロのスカウトも考えられますね(笑)。

 

 今後も早瀬さんのインタビューは随時、更新していくぞ。応募の参考になるような『サイボーグ009』に関する話や、石ノ森先生の執筆時のエピソードなどもどんどん紹介していくので、お楽しみに!

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